シングルマザーの勇気と情熱

「母として」から、「自分らしく」へ。2019年、気球に乗り換え、さあ出発!

春先の兆候

歴史的には「平成天皇譲位の前年」となる2018年は、思い返せばそれなりに穏やかな日々だった。唯一、悩まされていた1つのことをのぞいては……

そのことにより、長くストレスがかかっていたことは否めない。だから、秋になって連動型地震のように「勃発」した2つの不幸は、じつは原因ー結果の関係にあったといえる。

短文日記のようにその日の思いを書きとめている手帳を紐解くと、2018年の春に興味深い記述がある。いわく、

〈最近とても気分がいい(体の状態がよい)。こういう時は危ない。気をつけよう。天国と地獄はとなり合わせだから〉

自身の妙な仕草に気づいたのはその頃だった。人と話をしているとき、気がつけばテーブルに右肘をつき、左手でみぞおちのあたりをさすっている……

ふと、手をとめて思った。「胃? そうだ、今年は胃カメラ検査を受けよう」

さっそく、秘書として約10年勤めていたS病院へ行き、胃カメラ検査の希望を伝えると、内科の医師は2年前の胃カメラ画像をとり出し、

「胃底辺ポリープがありますが、きれいな胃ですね。この型のポリープがある人はピロリ菌はほぼ0ですから、がん化のリスクが少ない。それでも胃カメラ検査を希望しますか?」とたずねる。

そのときは、重ねて希望するだけの症状が感じられなかった。そこで、「ああ、そうですか。では、もうすこし様子をみましょう」といって帰ってきてしまった。

——このとき胃カメラ検査を受けていたら?

年末の別の医療機関での確定診断の折、診断結果を伝えたばかりの医師に尋ねると、

——治療が少し早まったかもしれないけれど、大勢は変わらないでしょう。

との返答だった。

春といえば手帳にもう1つ、面白いメモ書きが残っていたので記しておきたい。

〈人間の顔が一番おもしろい。苦難の多い人ほど左右差がある。しかし、うまく乗り越えた人の顔は味わい深く、押しつぶされてしまった人は醜い——ハリウッド特殊メイクアップアーティスト辻一弘氏〉

 

 

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